理解すること
支援者として、利用者の視点からアプローチを考え、利用者の思いに寄り添おうと試みることはよくあります。
ただ、本当の意味で他者を理解することって可能なのだろうか?
そして、他者を理解することって必要なのかな?
と最近よく思います。
他者を理解しようとすることは大切だけど、
また、それに対して努力することも否定しないけど、
けど。。
本当の意味で他者を理解することは難しいかなと思います。
自分とは違う考え方や価値観を持つ他者を完全に理解することは…ね。
出来る人もいるかも知れないけど、私のキャパでは無理だなぁ。
そして、私みたいな危ないヤツが、他者を理解した気になることは超危険だとも思います。
それにね。。。
理解出来ないからこそ、毎回の関わりが楽しい。なんてこと、多々あります。
理解出来ない、私には不可能な発想を教えてくれる相手を、
理解しようとするのではなく。
自分との違いを楽しみ。
違いを見せつけてくれたことに感謝し。
ただそのままに受け止める。
私とあなたは違うんだね。
違っていて、良かったね。
みたいな?
と考えることが出来たら、なんだかとっても楽になりました。
今までは、出来もしないくせに、利用者を理解しようとし過ぎてた私。傲慢だったわぁ。
自分のことすら自分でもよく知らないくせにぃ。
チームメイトもね。自分とは違う価値観の人がいるから"チーム"であるのだし。
違う者同士だからこそ、新たなイマジネーションが産まれるよね。
自分みたいのばっかりだったら、怖いわぁ。
私がたくさんいるって、もうホラーです。
違いは違いのままに。
凸凹は凸凹のままに。
なんか、それでいいって最近思う。
でも。じゃあ何の支援してるのかって聞かれると、
ん? 何もしてない………かも。ただ隣にいるだけ。
だから、みなさん。自分で壁を乗り越えていけーっ。