ジェネレーションギャップ
ある時、私の担当していた利用者から、
仮面ライダーの映画が見たい
と言われました。
私は日程を調整し、数日後にその映画を一緒に見に行きました。映画が終わった後、
仮面ライダーのグッズが買いたい
と言われたので、映画館近くのショッピングモールで下敷きやフィギュアを買い、帰りました。
私はそのことを記録に残しました。
後日年配の上司に呼び出され、上記のことをこんこんと怒られました。
何故怒られたのか?
それは上司曰く、その利用者が50歳代の女性だからだそうです。
上司からは、
歳に相応しくないものは買わないで
歳に相応しくない映画はちょっと…
歳に相応しい格好なりをしないと、世間からは冷たい目で見られ、ひいてはそうさせたあなた(私)が人権侵害をしたことになる
とのお話が。
私はこんこんと考えました。
人権って何?
自分の好きなものを、年相応ではないから買うなと言われることは、人権侵害ではないの?
好きなものを自分のお金で買う自由はないの?
立派な大人でも仮面ライダーやキティちゃん好きな方もいっぱいいるじゃん。
健常者だとそれは趣味だとされ、
障害者は禁止?
よく分からないよー。
でもこの業界。色んな職員がいます。色んな年代の職員が働いています。
世代によって様々な固定観念があり、たまに支援会議で衝突します。
衝突が良いものを産むこともありますがね。
多様な考え方があって面白い。
そう捉えておきましょう。
ジェネレーションギャップを感じ、また日々悩み考える秋。
↑サンマ