ファンタスティック
以前勤めていた施設での夜勤明け。
和式トイレの便器内に流されていないあれ(大)があり、しかもあれの中心に歯ブラシが刺さって立っていたのを、同僚と2人で発見した。まるでオムライスのよう。
何これ!誰だよ!
と怒る同僚。
うわーすごい。ファンタスティック!
と私。
感じ方は人それぞれ。
同僚が怒るのも当然。(だいだい誰がイタズラしたかは検討つきますが)
イタズラが過ぎますね。
だけど、私の常識では、あれに歯ブラシを刺そうという発想は到底ありません。
すごい!ファンタスティック!
その発想力・創造力・あらゆるもので楽しもうというその熱い想い…。
感動・感服いたしました。
当然私も職員として然るべき対応はしますが、でも私よりはるかに素敵なイマジネーションをお持ちのその利用者に、尊敬せずにはいられません。
一緒に片付ける際、
ステキな作品だけどね
と、こそっと前置きして流しました。
同僚にはもちろん怒られました。
この現場。どんな人がいたっていい。とよく言います。色んな利用者がいます。私たちはその方たちを受け入れます。
この時私は、利用者には色んな人がいていいなら、職員も色んな人がいて、色んな考えがあっていいのかな
と思いました。
けど…支援統一とか諸々のこともあるし…
声に出したら怒られちゃいそうですね。
色んな職員の多様な考え方が、困難事例の課題突破口になったりするんですがね。
私は悩みに悩んだ時、資料を逆さまにして読んでみたり、逆立ちして考えてみます。
自分の中の常識を超える努力をしないと他者と分かち合うことなんて無理かもしれません。
最近我が子がスーパーのトイレであれ(大)をしました。
バナナなんてものではなくサツマイモみたいな太さで40〜50センチほどの大物。
何度流しても流れず、しかもその間待っている人から数回ノックされる。
焦った私は素手で真っ二つに割り、ようやく流した。5歳児息子のお尻はキレイ。
切れないの?こんな大物どうやったら育つの?
ファンタスティック。