はねだし。はみだし。いい出汁。
疲れた時は、でんぐり返し。
海苔のはねだし。
安くて重宝しますよね。
はねだしって何だ?
はみだしってことか?
海苔のはねだしって、なんか、勝手な言い方だよね。
そもそも、海苔のその部分を端っこだとか、規格外だとか、決めつけてるのって人の都合であって。
海苔の都合を考えてない。
全くもって失礼だなぁ。
はみだし者と呼ばれる人たちも、
他者が勝手に決めつけた枠からはみ出ただけであって。
そもそも「枠」なんてものは、人それぞれ違くて良いし、他者の「枠」に乗っからなきゃならない理由なんてない。
誰かの枠が正解だって、誰が決めるんだろ。
どの部分であれ、海苔は海苔だし。
それはどこまでも尊い海苔なのです。
誰かが勝手に決めた枠からはみ出た人を、傷つけないでほしい。
障害だとか、例えば不妊だとか、社会不適合者だとか。
それは社会のマジョリティが勝手に決めつけた名詞であって、そもそも互いの違いを認めあえる社会ならばそんな名詞は不要。
それっぽっちの理由で、私の大切な人たちを傷つけないでほしい。
はねだしにははねだしの味わいがある。
凸凹だからこそ風味がある。
そもそも、
枠からはみ出ることの何が悪いのか?
何かを成し得る人って、凸凹を持ちうる人です。
だって、みんなが考える枠からはみ出るからこそ、成し得ると言えるわけで。
枠の中でだけなら、「当たり前」で終わります。
はねだしも、はみだしも、凸凹も、
みんなステキ。
違ってくれてありがとう。
きっとね。その凸凹が平和への1ピースになると、
心より信じています。
誰かと「違う」ことに、臆することはない。
堂々と胸を張って「違い」を楽しんでほしい。