境界
あなたは、マイノリティですか?マジョリティですか?
なんて聞かれたらどう答えますか?
私は……答えに困るなぁ。
だって。どっちの側面もあるから。
この部分はこっちだけど、あの部分はあっちだなぁ。なんて感じで。
障がいもそう。
どっからを障がいというのかなんて、法の定義はありつつも、でもやっぱり不確か。
同じ状態像の人でも、生活に何ら不自由さや障壁を感じない人もいる。
そんな方々は福祉サービスの必要が無ければ使わないし、手帳も要らない、医療(薬等)も要らない。なんて方も現実にはいます。
一方で、障がいの診断がはっきりとつくレベルではないとされる方の中に、生活に困り果てていたり、到底耐えられないほどの生きづらさを感じている人たちもいます。
凸凹もね。境界がよく分からない。どこまでがスタンダードで、どっからが凸凹なのかしら。
大体さ、人はみんな違うじゃんか。
同じ人なんていない。
同じ人なんて見たことない。
それを無理にどっかの尺度から枠に入れようとすることこそ、無理なことなんじゃ。
そもそもさ。誰かが決めたボーダーライン。
そのラインも時間とともに変化する。
その上、自分ってヤツも常にあっちこっちとラインがブレまくる。
困ってる人も、今日は困り感ハンパなかったけど、翌日になったらなんだかスッキリしちゃってぇ、なんだか大丈夫そうですぅ。なんて相談してくる方もいます。
マジョリティやマイノリティに対する考え方も、人それぞれ違うしね。
↑最近イラスト担当がサボっていて写真撮って済まそうとしてるのよ。手抜きを覚えるなんて。大体これはなんのよー。尻尾だけじゃ分からなーい。
ってことで。長々と書いてきて、みなさんのお時間を使った挙句にいいますが、
ちょーくだらなーいね。この議論。
結局さ、自分だって自分のことを全部把握してるわけじゃないし、新しい自分に出会えることもある。自分は常にマジョリティ側だと自信持って言えたところで、ねぇ?いつ変化するか分からない。
そう。だから。
人は色んな「人」がいるのよ。
あなたとあなたの隣人は違う「人」なの。
自分もいつか今とは違う「人」になるかもしれない。
それが自然なこと。それでいいじゃん。
境界線を引かなきゃいけないのかい。
引いたら便利かもしれないけど、傷付く人が出るのも事実。
だったらさ、もうライン引きや枠作りはしたくないっす。
違いは違いでいいんじゃなかろうか。
違いがあるから光って見える。
誰かが誰かを一方的に決めつけたり判断したりボーダーラインを決めること、いっそ、辞めませんか。無責任で無意味な事のように私には思えます。
ただ単に、困っている人や弱っている人を見たらお手伝いすればいいだけでしょ。
そーれーだーけーー
のこと。
困り事を共有して、解決に向けてお手伝いする。
不確かな境界を判断するなんてくだらないこと、辞めちゃいましょ。
そんな暇があるなら、笑い転げて道路に飛び出しちゃったり、笑い過ぎてオナラしちゃう方がよっぽど楽しいよ。
境界は変わるのに、誰かが誰かを判断するなんてバカげてる。
手を繋いで足りないところは助け合っていけばいい。
ごちゃごちゃうるさいね。
とにかく周りになんと言われようとそのままのあなたのままでいてほしい。それだけ!
ボーダーなんてくそくらえぃ。