支援とは?
支援って何だろう? と悩みませんか?
「支援」
支えること?応援すること?
私は障がい福祉分野で10数年ほど働いてきました。
日々色んな課題に出会います。
良い支援方法は?有効な手立ては?
と悩みます。
チームとしてもたくさんの意見が出てさらに悩みます。
悩んだ末に、例えこれが最善の支援だろうと実践しても、失敗することばかり。
成功したように見えたって、本当にその支援方法で良かったのかどうかなんて、そもそもすぐに答えは出ない。数十年後に判るかも知れないし、いや、ずっと判らないかも知れない。
でも、この業界。何より怖いのは、「思い込み」の支援。
キャリアを積んだ人ほど、この課題にはこの支援方法だとすぐに思いつく。
だけど、ちょっと待って。
本当にそれでいいの?
前回上手くいったら今回も上手くいくの?
利用者が違ったら支援方法は変わるのはもちろん、同じ利用者でも時間が経てば支援方法は変わるよぅ。
人、社会、世間、環境…みんな時間が経てば変化するんだから。
ニーズも変化するよぅ。
でもでも、そんな私の想いも、「思い込み」かもね。
支援は、どれが最善なのかと悩み続けること、そのものなのかな。
例えば、一つの課題に対して一つの支援方法を選択・実践して課題は解決できた。
それだけでいいのかな。
本当にそれで良かったの?
表面的に解決されたように見えただけじゃない?
また新たな課題が生まれてない?
悩みはつきない…。
でも、悩まない支援者ほど怖い。
悩み続けることが支援。そんな感じがする今日この頃。
でも、悩むだけじゃなく、動かないとね。
100の支援方法を試してダメだった…では101個目の方法は…と考えられるど根性を持ち合わせていたいものですねぇ。