チームワーク?
チーム、大事ですよね。
仕事も、家族も、友達も、何もかも結局はチームです。
どんなチームメイトがいても、協働(ワーク)しなくてはなりません。
とりわけ厄介なのが、仕事のチーム。
友達は気の合う人で構成されているので、そんなにチームが割れることは少ないです。しかも割れたらチームメイトを外れるか、チームを解散させればいいのです。
家族は、どんなに対立しても、環境上または血縁という強い絆があるので、修復できます。また、どうしても相入れない時には縁を切ることも出来ます。
しかし、仕事…。
仕事というチームには、色んなバッググラウンドを持ったメイトがいます。色んな価値観を持ったメイトがいます。中には、絶対仲良くなれないなと感じる人ともチームを組まないといけないことがあります。
それがいわゆる大人ってやつです。
心の中では本当に腹が立って、絶対仲良くするもんか!と思ってもコミュニケーションをとらなければ仕事に支障を来たします。
もう口も聞きたくない!
あんなやつ!
と思うことも。
でもね、私たち福祉の現場はチームで支援をするのです。
というか、チームでないと支援出来ません。
まず、最善の支援方法を選択するには、それを考えつくための「引き出し」が必要です。しかし一人が持っている引き出しには限界があります。100の支援方法を試してダメだったら、101.102....と考え出していかなければなりません。
一人が思いつく数なんてたかが知れてるし、違うバッググラウンドを持ち違う価値観を持つ、相入れないチームメイトだからこそ、私には気づけなかった支援方法を提案できるのです。
要するに、支援方法なんて正解はないわけで、一人が思いつく程度のことでは解決出来ないことも多く、他者の引き出しを借りなければ成り立たないのです。
自分の常識では考えられないような意見を言われて腹が立つこともありますが、
私には全く考えられない意見を言ってくれたことに感謝です。
そして、腹を立てた自分に反省。
新しい視点を教えてくれてありがとう。その意見もわたしの「引き出し」に入れちゃいまーす。
引き出しを増やすには、自分と合わない人の話しを聞くことにつきますね。たまに論戦になったり冷戦になったり…苦しいこともありますが、互いに利用者の最善の利益を目指してファイトです。
ファイトをしても、無視したりしてコミュニケーションがとれずに支援に差し障りが出ないようにしないとですね。
ファイトは…利用者のために思いっきりしたいものです。
トカゲ↓